スロット期待値の研究

スロットで期待値を算出するためのブログです。

(重要)非等価店の出玉率の評価に関して 非等価店では最低でも平均差枚数250枚以上から!

エスパス日拓新宿歌舞伎町店
調査日:8月27日
状況 :旧イベント日(7のつく日)

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詳細データ
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総差枚:48,497枚
台平均:75枚
勝率 :41%(262/644台)
平均G数:4,906G

 

マルハン新宿東宝ビル店
調査日:8月27日
状況 :旧イベント日(7のつく日)

━━━━━━━━━━━━━━━
詳細データ
………………………………………
総差枚:80,427枚
台平均:163枚
勝率 :48%(235/492台)
平均G数:6,188G

 

 みんぱちのレポートから引用しました。両店とも客のプラスですが、換金レートは1000円46枚貸しの1000円52枚なので、本当に現金に換算したら客は勝てるのか、それとどのくらいの設定配分にすれば、上記の差枚数になるのかをマイジャグラーでシミュレーションします。

 結論は平均150枚のプラス差枚を出していても、設定456なんて20台に1台あるかないかということです。逆に設定23メインなら設定456を20台中1台でも入れておけば全体差枚数はプラスになるということがシミュレーション結果からわかります。

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上記のグラフは店側から見たマイジャグラー3全台の合計差枚数の推移です。

 設定配分は設定1を100台、設定2を300台、設定3を300台、設定4を20台、設定5と設定6をそれぞれ5台の全740台を平均6,273回転させた場合の合計差枚数の推移です。設定別の回転数は設定56がそれぞれ1万回転、設定12が約4000回転、設定34が約8000回転した場合を想定しています。

 平均差枚数150枚程度でも740台だと合計137389枚で大量放出してるように見えますが、実際の設定配分は設定23をメインにすれば設定4以上の比率を5%程度に収めても平均差枚数が150枚から200枚くらいに収まることがシミュレーションでわかります。

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 こちらは平均差枚数280枚のグラフです。設定配分は設定1を100台、設定2を300台、設定3を300台、設定4を100台、設定5と設定6をそれぞれ20台の全840台です。このくらい出してやっと、設定4以上に座れる確率が7人に1人となります。イベント日ならこのくらいの設定配分にしてもらいたいです。


 ちなみに以下のグラフは平均差枚数がおおよそプラスマイナス0になったときのシミュレーション結果です。

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 上記のグラフは総台数800台のうち10%を設定5にした場合のグラフです。(残り9割は設定1)はじめのほうは9割の設定1が回されているのでグラフは急降下ですが、設定1が見切られて設定5しか回されなくなってから(大体3000回転以降)はグラフが急激に上昇し最終的にはほぼプラマイゼロに到達するグラフです。これが設定6だとさらに上昇スピードが速いので、9割設定1でもプラス差枚で終わります。お店がなかなか設定6を入れない理由はとんでもなく早いスピードで取り返されるからです。

 平均差枚数はほぼプラスマイナス0ですが、店側は換金レート差で51041枚抜いています。46枚貸しなのでおよそ110万です。お店は800台のマイジャグラー高設定を1割入れて平均3700回転回されればグラフはプラマイゼロでも100万弱抜けます。お店って換金レートの差でこんなに抜いているんですよ。
 Aタイプのジャグラーですら現金投資は再プレイ投資分以上ですから、AT機ART機は当然この倍以上の現金投資しなければ初回当たりすら獲得できないからお店は現金投資と換金レートの差でもっと抜いています。
 非等価の店と等価のお店の差枚数を比較すると非等価のお店は大体プラス差枚で等価のお店はマイナス差枚ですが、実態は非等価のお店でも平均差枚数50枚程度だと余裕で客は負けています。換金レート差込みでいうとジャグラーの分岐点は平均差枚数80枚あたりといったところでしょうか?

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 客側実収支と実際のホール割が換金レート込みの合計差枚数です。100.056%なのでほぼプラマイゼロです。設定1が200台、設定2が300台、設定3が200台、設定4が20台、設定5と設定6がそれぞれ5台の全730台です。設定4以上が30台なので、座れる確率は4.1%です。設定56だと1.4%です。分岐でたったこれだけです。こんな配分で勝てますか?

 以上の結果と実際の差枚数をみんぱちで照らし合わせてみると、お店って客が想像するよりはるかに入れてないことがわかると思います。以上です。

設定狙いについて

今回の記事ではプログラミングのことではなく、私が設定狙いをするうえで気を付けていることを書こうと思う。

以下のことは設定狙いをするうえで私が気を付けていることで、読者の方が通っているお店でも通用する点があると思う。気になった点があればぜひ通っているお店のデータを調べて確認してみてほしい。
①宵越しでも狙える台には入らない。なぜなら設定を入れずとも宵越し(リセット)狙いで朝から座る可能性が高いからだ。お店にとっては設定を入れなくとも座るならばわざわざ設定を入れる必要はないということだろう。
②経験上初イベント、例えば初めて入れる媒体や私が通うお店のひとつで最近新たにぞろ目の日(22日)にイベントをやりだすようになったが、お店が集客のために新しく始めたイベントは今後の集客につなげるため多めに出す傾向がある。しかしそれだと機種を絞れないので、
③近日中に増台した機種、または近日中に後継機がでるならばその旧機を狙う。いまでいえばパチンコでは北斗無双3がでるので初代北斗無双だ。
パチンコでも同様だが、お店にとってはその台に力を入れていくということなので、出す可能性が高い。逆に減台機種は戦力にならないと判断された機種なので、まず入らない。
④設定狙いでねらい目の店は分かりやすく塊、並びで入れてくる店である。
以前の記事でさんざん書いてあるように履歴では設定はわからないが、並びで入れる店ならば両隣の台が出ているなら、自分の台も当たり台の可能性が高い。
並びで入れる店のほうが簡単だ。

正直これだけでは当たり台を絞り込むことはできないが、あとは近隣の店が力を入れている機種に座るのもいいかもしれない。近場のパチンコ店同士なら横のつながりで流行りそうな機種の話でもしているものだ。(ひょっとしたら店長同士で飲み会でもしてるかも)

私の考えでは本物のプロは機種の勉強より稼働状況も含めて店の傾向を把握するのに大半の時間を割くはずだ。機種の勉強はせいぜい天井狙いならばゲーム数、設定狙いならば設定差の強い数個のポイントを把握するだけで充分である。
バラエティも含めて機種に詳しい人は知っているが、大型のチェーン店だけでなく地元の小さな店も含めてエリア全体でみて今日はどこの地域を回るべきかまで考えている個人(軍団は除く)は稼いでいる人全体でどれくらいいるか?
結局機種の勉強では差がつかず、差がつくとしたらどれだけ多くの店舗のことを知っているかである。

ハナハナについて

今回はハナハナについて解析します。以下はグレートキングハナハナの設定別データです。
イオニアは詳しく解析を出さないので、いろいろなサイトのシミュレーション実践値を子役確率に使っています。
目的は設定ごとの差異を見ることなので、大体機械割が公表値に近ければ問題ありません。
以下に各設定ごとに100万ゲーム回したときの機械割を載せます。

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設定1

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設定2

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設定3

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設定4

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設定5

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設定6

ビッグ、レギュラーの後にスイカ1回とか黄色、青、赤とかついているのはビッグ中に出たスイカの回数と、レギュラー中のスイカをそろえた際のサイドランプの色です。

公表値は設定1から順番に96,98,101,104,107,112なので、おおよそ近いです。
以下のリンク先のファイルは設定1と設定5を各4000ゲーム回した場合の10台分の履歴です。

https://drive.google.com/drive/folders/1y83ArH71GmlGvdtnyBq2Vm8cbCBZS_q4?usp=sharing


イベント日に1台だけ5入れてあとは1で回収するというお店を想定しています。
ハナハナの設定1の機械割りが低すぎてよくてトントンです。設定1はまぐれでも勝てないです。
注目してほしいのが設定5のデータです。高設定でも右肩上がりで出てるのは10台中たったの3台です。
残りは大幅に下振れするか、設定が入ってるかどうかよくわからない程度の出方するだけです。
設定5なんてこんなもんです。もし自分が通っている店の最高設定が5だとしたら低設定回すリスクおってまで、探す価値なんてないですよというのが今回の記事で一番言いたいことです。ハナハナの5はこの程度の設定です。
6は逆に4000も回せばたいていは素直に出ますが、高設定が5以上で5以上ならお客が回すならほとんどのお店は5しか入れないです。

 

ちなみに他の設定でもシミュレーションしたい方は前回の記事「(必見!)最新!沖ドキ2設定別シミュレーションデータを公開」を見て、最初にanacondaをインストールしてください。anacondaを自分のパソコンにインストールしたらインストールした先のフォルダに以下の画像のファイルがインストールされます。

 

 

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3Dオブジェクト以外のファイルがインストールされたファイルです。

上の画像のファイルの中の㋹点をつけた.spyder-py3というファイルを開いてください。

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開いたら上の画像のファイルがあります。

この.spyder-py3のファイルの中身に以下のリンク先のファイル3つを開いてコピーペーストしてください。

https://drive.google.com/drive/folders/1xh4Baq5EQZhdeVrrhgnbpPRZ-JiIyVFG?usp=sharing

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リンク先のファイルを開いたら3つのファイルがあります

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.spyder-py3のファイルの中にリンクしたフォルダの中の3つのファイルをコピーペーストする

ここまでで準備完了です。スタートメニューからspyderを開いてください。

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anaconda3の中にあるspyderをダウンロードする

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spyderをダウンロードしたら左上のeditと書かれたアイコンの直下にopen fileというアイコンをクリック

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先ほどコピーペーストしたGreatkingというファイルを開きます。

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ファイルを開いたら、開いた画面のまま左上のRunと書かれたアイコンの直下の緑色の右矢印のボタン(Run File)をクリック

すると右下のコンソール画面にrunfileと出てきます。これでspyderのソフトに私が作成したグレートキングハナハナの解析情報を読み込ませました。あとは設定ごとのシミュレーションです。Greatkingのファイルを一番下までスクロールしてください。

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するとa =,b=,c=,d=,e=,f=というコードが見つかります。

aは設定1のグレートキングハナハナの情報です。bは設定2,cは設定3,dは設定4,eは設定5,fは設定6の情報です。例えば設定6を4000ゲームシミュレーションしたい場合は下の画像のように右下のコンソール画面にf.trials(4000)と打ち込んでenterボタンをクリックしてください。設定3を10000ゲームならc.trials(10000),設定4を8700ゲームならd.trials(8700)とコードを打ち込んでenterボタンをクリックします。

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クリックしたら4000ゲーム回された結果が出力されます。

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出玉推移が見たい場合は画面右側の真ん中あたりに4つの項目がありますが、右から2番目のPlotsをクリックすると上にグラフが出ます

履歴が見たい場合はコンソール画面を上にスクロールすると見れます。
長いですが、今回の記事は以上です。

 

(必見!)最新!沖ドキ2設定別シミュレーションデータを公開

今回はプログラミング言語pythonを用いて、公開されている全解析情報を用いて2020/5/20にリリースされた6号機沖ドキ2のシミュレーションコードを
作成しました。以下は作成したコードのファイルのリンク先です。

https://drive.google.com/file/d/1JYGHrB0lxxnfE0htVbV9eyX5CyaWxdh3/view?usp=sharing

 

pythonを知らない方で自分でシミュレーションしたい方はhttps://www.python.jp/install/anaconda/index.html

pythonとデータシミュレーションするのに使いそうなソフトをまとめたanacondaというパッケージセットをインストールするのがお勧めです。

上記のリンクはそのパッケージセットのanacondaをインストールする手順がまとめられているサイトです。そのサイトからanacondaをインストールしてから、上記のリンク先のファイルであるokidoki2.pyを.spyder-py3というフォルダの中に下の画像のように入れてください。

 

 

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ファイルを入れたら次にanacondaのパッケージセットの一つにspyderというソフトがあるのでspyderを起動してください。

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spyderを起動し、今回リンク先を送付したokidoki2.pyをシミュレーションしている時の画面

次に左上のEditと書かれた部分の直下にopen fileというアイコンがあるので、クリックして、先ほど入れたokidoki2.pyを開きます。

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開いたら左上のRunと書かれた部分の直下にRun file(F5)というアイコンがあるので、クリックしてください。すると右下のコンソール画面にrunfileとファイルを読み込んでいますという文字が出てきます。

出てきたらいよいよ設定別にシミュレーションする準備が整いました。

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右下のコンソール画面にq(設定の数字、回したいゲーム数)の順番に入力してクリック

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クリックしたら右上にグラフ、コンソール画面には履歴がアップロードされる

いずれシミュレーションする方法は動画でyoutubeにでもアップしようと思います。

 

まず設定ごとに本当に公表されている機械割通りになっているか確認するために設定ごとに100万回回したグラフと機械割が以下のグラフになります。
おおよそ近い数値になっていることがわかります。

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設定1

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設定2

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設定3

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設定4

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設定5

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設定6

 

全設定別に10台分5000ゲーム回した場合のグラフとその履歴については
以下のリンクからファイルを開いてください。

https://drive.google.com/drive/folders/1VNobWFY5Rb55T1s6pM7mnV-o6sC2JBDe?usp=sharing

 

データを見ていて一番に思うことは履歴のみに頼って打つことがいかに中間設定
がまぐれで出ている台をつかんでしまう危険性をはらんでいるかです。
イベント日でさえ設定3を何台か使っておけば、客が勝手に設定を使ってくれていると思わすことができるのです。
履歴打ちをして勝てない人はまんまとお店側の思惑にのせられているわけです。
では設定が比較的わかりやすい6号機でなぜこのようなグラフが出てくるのか?
理由は初当たり確率が設定1で約400分の1、設定6でさえ約322分の1と非常に小さいことで、確率が小さいということはすなわち分散(バラつき)も大きくなることを意味します。
この初当たり確率の重さは初代沖ドキと同様の振れ幅を再現する手段だったのだと考えます。
逆にグラフが微妙な台でも高設定のグラフはいくらでもあることがシミュレーションからわかります。
データシミュレーションで得られることは皮肉なことに設定狙いで大事なのはデータではないということです。

店選び、設定を高頻度で入れてくる機種選びなどの履歴データ以外の根拠です。
設定狙いは確実に設定が入っている日のみにしなければ必ずと言っていいほど痛い目に逢います。
お店は善意で設定を入れるどころかいかに設定を入れずに済ませ、かつ出ているかのように見せるかに腐心しています。どうすればよいか?それは中間設定をばらまくことです。そうして1台でも出ればいいなと思いながら設定を入れているのです。設定狙いで肝心なのは中間をばらまく方針のお店を避けることです。
では本当に設定を入れるお店を選ぶにはどうすればいいか?そのあたりはまた別の機会に考察することにします。

次回は沖ドキ2のゲーム数期待値について記事を書きたいと思います。

ジャグラー 私が作った設定判別ツールを紹介します。

今回はマイジャグラーの設定判別のツールを紹介します。

パチスロをやったことのない人のために設定とは何かを説明しますと、設定は6段階あり、設定が高ければ高いほどユーザー側が勝ちやすく、低ければ低いほど負けやすいです。設定1が機械割95.7パーセント、設定6が109.4パーセントです。

設定6ですと100万円投資すると109万4千円返ってくるということで、1回転60円、100回転回すのに7分かかると仮定して計算すると、大体時給4820円になります。

設定4が102.8パーセントでぎりぎり回せる範囲です。

実際は店にる台のほとんどが低設定ですので、ジャグラーはいかにデータから高設定の台を打つかが大事になります。

では履歴データからどのように設定を判別するかに対して、今回はひとつの判別手法を用意しました。以下のリンクにコードがあります。

 

https://www.dropbox.com/s/74a94ni5xstae9z/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E5%88%A4%E5%88%A5.txt?dl=0

 

このコードをRでいくつか実行させてみましょう。

myjugler(1000,5,1) 
0.2536251 -設定1
0.2009832 -設定2
0.1870995 -設定3
0.1396632 -設定4
0.1291286 -設定5
0.08950042 -設定6
0.003 -設定1を設定5,6と間違えて判別してしまう確率
0.134 -設定6を設定123と間違えて判別してしまう確率

        1000回転でビッグ5回レギュラー1回の台の設定判別

 

myjugler(10000,50,30)
0.03716455 -設定1
0.1079513 -設定2
0.1935151 -設定3
0.2287588 -設定4
0.2991976 -設定5
0.1334127 -設定6
0.002 -設定1を設定5,6と間違えて判別してしまう確率
0.023 -設定6を設定123と間違えて判別してしまう確

          1万回転でビッグ50回レギュラー30回の台の設定判別

 

 

この手法の問題点は設定が6段階あり確率のばらつきが小さくなっていることにより、本来なら1000回転程度で設定は判別できないものの設定を間違えて判別してしまう確率が低く出てしまうことです。

設定を間違えて判別してしまう確率はある程度nが大きくないと使えないと思ってください。本来ならば設定を間違えて判別してしまう境界線をnの値により変えないとまずいのですが、それについては次回以降に回します。

勝つうえで一番厄介なのがたいてい店に置いてあるジャグラーの設置台数が多いので、「稼働マジック」と呼ばれるたくさん稼働させることにより低設定がたまたま高設定の挙動を示す台を高設定と誤認して回してしまうリスクです。

実際は中間設定も使って立ち回りがうまい人でもなかなか勝てないようになっているので、設定判別ではあらゆる設定の可能性を考慮に入れておかないといけません。

回せるのは設定5からですね。どんなに妥協しても設定4で設定3以下は回したら負けます。

この判別手法でnが3000程度で設定56合わせて60パーセント以上ならいい台です。設定4以上なら70パーセントを余裕で超えるでしょう。

ただ回してからも大事で、2000回転程度回してみて再度この判別手法を用いて調子がよくないなら低設定をつかんだリスクがあるので台を離れましょう。実際はさらに子役確率にも設定差があるんで回した実感も大事です。

以上です。

 

沖ドキ チェリー、スイカカナが起こる確率

ホールでよく見かける履歴で1ゲーム連が天国当選でなければ、4スルーしているという台を見かけます。

そこで今回はビッグボーナス中にチェリー、スイカカナが起こる確率を算出しました。

コードは以下の通りです。言語はRです。

b <- 1/32.13 #角チェリー
c <- 1/128.00 #スイカ

b <- b * 0.0117
c <- c * 0.0469
a <- 1-b-c
x <- 1 - a^70

 

計算結果はビッグならば0.04987082、レギュラーなら 0.02168597です。

ビッグでも大体5%くらいなので少ないです。

次回は1G連の前後の天国スルー回数別に1G連がチェリー、スイカである確率を求めていきます。この確率が高ければ高いほどスルー回数を間違えなくて済むので。

今回は以上です。

 

設定1沖ドキ リセット確定台のチャンス狙いについて

B狙いでよくある戦略のチャンス狙いについて考えます。

見るべきは周知のとおり初回の当選ゲーム数ですが、次回モードがBモード以上である確率が知りたいですよね。

その確率をシミュレーションで算出しました。コードは以下の通りです。

www.dropbox.com

ここでも前回使用した道具であるベイズの定理を使用しています。この定理を使わないと確率を正しく算出できないので。

結果は以下の通りでした。

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当選ゲーム数ごとの次回モードがB以上である確率

初回モードがAでもそこからBに上がる確率、初回BでBに移行する確率なども含めて算出した確率です。個人的に信頼できる確率はどんなに低くても70%以上で、60というのは半分に少し毛が生えた程度の数字なのであまり当てにならないイメージです。

BBだと38ゲームまで、RBだと案外80ゲーム後半までは70%を下回らないです。

ちなみにスイカ以上でモード移行した場合は考慮してません。

今回は以上です。